2008年09月19日
アステラス製薬、米社と臓器移植時の免疫抑制剤でライセンス契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬は19日、米国の医薬品会社マキシジェン社(本社:カリフォルニア州)と、同社の臓器移植時の拒絶反応抑制剤ならびに自己免疫疾患治療剤開発プログラムである「Maxy-4」について、全世界での開発・商業化に関するライセンス契約を締結したと発表した。

 今回契約した「Maxy-4」は、臓器移植時の拒絶反応抑制、関節リウマチおよびその他の自己免疫疾患治療剤の開発を目的とした、次世代蛋白を創製するマキシジェン社の前臨床段階開発プログラムで、同契約により、自己免疫疾患領域については両社で共同開発を行い、マキシジェン社が北米におけるコ・プロモーション権をもつ。また、臓器移植時の拒絶反応抑制剤については、アステラス製薬が全世界での独占的開発・販売権を保有する内容となっている。
 
 生産は、疾患領域にかかわらず、マキシジェン社が供給する原薬を用いてアステラス製薬が最終製品を製造し、全世界で販売する。

 アステラス製薬は、マキシジェン社に対して契約締結時に10 百万ドルの一時金のほか、開発マイルストンの達成に伴い、総額160百万ドルを支払う。さらに対価として、全世界売上に応じて漸増する2けた台のロイヤリティを支払う。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1221811430.pdf

(英文)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1221811430.pdf