2008年09月22日 |
出光興産、千葉・パラキシレン装置 25%減産 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:出光興産 |
出光興産は22日、世界的なポリエステル需要の減退を受け、千葉工場のパラキシレン製造装置(年産:25万6,000トン能力)を稼動調整すると発表した。9月25日から11月末まで、能力比25%の減産を行なう。 合成繊維やPETボトルの原料となるポリエステルは、このところ世界経済の減速から需要に陰りがみられ、市況も低迷して、パラキシレンの事業採算も悪化を招いている。このため稼動調整の実施に踏み切った。 同社は、徳山工場にも年産21万4,000トンのパラキシレン製造装置を持っているが、徳山地区は8月下旬から11月中旬まで製油所を中心に順次各装置とも定修に入っており、パラキシレン装置もこの間は運転停止の状態にあるという。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1222053760.pdf |