2008年09月29日 |
三菱レイヨン、インドネシア紡績事業から撤退 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨンは29日開催の取締役会で、インドネシアの紡績会社P.T.VONEX INDONESIA の保有全株式をインドネシア人実業家 CHOI WIJAYA 氏に売却し、同国における紡績事業から撤退することを決めた。これに伴い08年度第2四半期及び通期連結決算に約43億円の特別損失を計上する。 VONEXは1974年、日本市場向けアクリル繊維紡績糸の供給基地とする目的で設立し、大きな役割を果たしてきたが、このところ日本産地が縮小し、需要の減少から業績悪化が続いたため撤退することにした。 P.T.VONEX INDONESIAは、同国バンドン県に本社・工場があり、資本金は4,366万米ドル。現在三菱レイヨンが97.3%保有し、 CHOI WIJAYA 氏が残り2.7%を所有している。経営権の譲渡は2009年1月の予定。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1222686403.pdf |