2008年09月30日 |
8月の鉱工業生産3.5%低下、プラスチック製品は上昇 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が30日発表した8月の鉱工業生産動向(速報)は、生産指数(2005年=100、季節調整済み)が前月比3,5%低下の104.5、出荷指数は同3.8%低下の104.8、在庫指数同0.2%低下の105.6で、現行基準を採用した2003年以降では最大の下げ幅となった。 業種別では自動車をはじめ一般機械、電気機械、鉄鋼、化学、非鉄金属など16業種のうち11業種が前月比マイナスとなり、増加したのはプラスチック製品、電子部品・デバイスなど5業種のみだった。 同省では製造工業の生産予測調査によると、9月上昇の後、10月は低下を予測しているとし「総じてみれば、生産は弱含みで推移している」との基調判断を据え置いた。 化学工業の生産指数は前月比1.7%低下の96.5、出荷指数は同5.1%低下の94.7、在庫指数は同3.0%上昇の104.2だった。 プラスチック製品工業は生産指数が前月比2.5%上昇の102.7、出荷指数同0.3%上昇の103.1、在庫指数は同1.7%上昇の99.2だった。 |