2008年10月06日 |
アステラス製薬、下痢型過敏性腸症候群治療剤「イリボー錠」新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は6日、下痢型過敏性腸症候群治療剤「イリボー(R)錠(一般名:ラモセトロン塩酸塩)」について、「男性の下痢型過敏性腸症候群」を効能・効果として、10月7日から新発売すると発表した。 過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome:IBS)とは、器質的疾患を伴わず、腹痛・腹部不快感と便通異常(下痢、便秘)が長期間または繰り返し起こる機能性疾患のことで、ストレスなどが原因とされている。日本では成人の有病率は12.5%との報告があり、患者数は約1,200万人と推定されている。 「イリボー錠」は、5-HT3 受容体を選択的に阻害することで、消化管運動亢進に伴う便通異常(下痢・排便亢進)を改善するとともに、大腸痛覚伝達を抑制し、腹痛及び内臓知覚過敏を改善することが期待できる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1223271138.pdf (英文) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1223271138.pdf |