2008年10月11日
原油価格 大暴落
【カテゴリー】:市況
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金融危機のひろがりを受けて世界中で株安となっており、10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、5年半ぶりの安値水準となる8451.19ドルで取引を終えたが、一時は8000ドルを割り込んだ。

日経平均も7日間続落、10日の終値は8276円43銭と5年4カ月ぶりの安値となった。

景気後退懸念が膨らむ中、原油需要減少観測が根強く、ニューヨーク先物市場のWTI原油価格は前日比8.89ドル(10.27%)下落し、終値は77.70ドル/バレルとなった。

WTI原油は本年初日(1月2日)に一時100.00ドルと、史上初めて100ドルを超え、7月11日には一時147.27ドルを記録したが、その後は急落し、本年の年初来の平均は112.6ドルとなっている。


10日の東京市場でも、ドバイ原油は7月4日の過去最高値 140.60ドル/バレルから72.75ドルに、オープンスペックナフサも7月4日の過去最高値 1248ドル/トンから632ドルへ、いずれもほぼ半減している。