2008年10月14日
週明けのWTI原油価格やや反発、 81ドル台に
【カテゴリー】:市況(海外)
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金融危機のひろがりから、10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、5年半ぶりの安値水準となる8451.19ドルで取引を終えたが、一時は8000ドルを割り込んだ。

日経平均も7日続落、10日の終値は8276円43銭と5年4ヶ月ぶりの安値となった。

一方、原油市場も需要減少観測の強まりから、ニューヨーク先物市場のWTI原油価格は前日比8.89ドル(10.27%)下落し、終値は77.70ドル/バレルとなった。

10日の東京市場でも、ドバイ原油は7月4日の過去最高値 140.60ドル/バレルから72.75ドルに、オープンスペックナフサも7月4日の過去最高値 1248ドル/トンから632ドルへ、いずれもほぼ半減した。

しかし週明けの13日は、前週末以降明らかになった各国の金融市場安定化に向けた対策を好感した買いが入り、米株式市場は9営業日ぶりに大幅反発し、終値は9387ドル61セントとなった。

これを受けて13日のニューヨーク原油先物相場のWTI原油の終値も先週末比3.49ドル高の81.19ドル/バレルとなった。

東京市場の原油、ナフサは祭日で取引なし。