2008年10月14日 |
BASF、中国市場で自動車用ウレタン部品事業強化へ |
年間500万台分のウレタン製ヘルパースプリングを製造 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
ドイツ・BASFは14日、2010年初頭までに上海に発泡ウレタンエラストマー「チェラスト」を使用した自動車用ヘルパースプリングを製造プラントを建設すると発表した。 生産能力は車両年産約500万台分。これにより、成長を続ける中国自動車市場の顧客に対し、より緊密な体制で供給を行うことが可能となる。アジアにおけるポリウレタン(PU)製自動車部品の製造・開発拠点は、中国の南沙、日本の愛知県新城市に続き、上海が3番目の拠点となる。 BASFポリウレタンのプレジデント、ジャック・デルモアティエー氏は「今回の上海拠点の構築により、アジアにおけるBASFのポジションが大幅に強化される。アジア太平洋地域に3カ所の拠点を持つことで、この市場に対する供給体制が整う」と語った。 今回の「チェラスト」生産プラントは、BASFが上海に持つ既存の施設に統合し、運営される。南沙サイトと同様に、拡大する顧客の需要に合わせ、短時間で生産量を拡大することができるよう設備を整える。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1223962625.pdf |