2008年10月20日
横浜ゴム、労災認定の元従業員遺族に弔慰金
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムは20日、肺がんで死亡した元従業員の遺族から、発症の原因は在職中にアスベストを扱う作業をしていたことにあるとの申し出を受け、本年3月から話し合いを続けてきたが、このほど遺族に弔慰金を支払うことで合意したと発表した。

 元従業員は、1989年から1991年にかけて接着剤の試験体作成に従事したが、その原料にアスベストが含まれていた。元従業員は1931年1月生まれで、1991年1月の退職後、1998年に発症、2002年1月に死亡した。ご遺族が労災申請を行い、2007年5月に認定された。