2008年10月20日 |
先週の国際スポットナフサ価格は平均523ドル |
前週比さらに140ドル安、07年2月いらいの500ドル台 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンターならびに大手商社筋の調べによると、先週中にわが国の商社や石油・石油化学企業等が国際マーケットで契約したナフサの先物のC&F価格の平均はトン当たり約523ドルとなった。 3週間連続の下降で、前の週の平均に対しては約140ドルの値下がりとなる。率にして11%強の下降で、最近の値下がりの中でも特に大きな下げ幅となる。過去最高値となった今年6月30日〜7月4日の同1,225ドルに対比すると同700ドル強(57%)下がったことになる。 週単位の平均C&F価格が500ドル台となったのは07年2月19〜23日の週の584ドルいらい。北西欧のCIF価格も先週の平均が同じく600ドル台を久方ぶりに割り込んで52ドル強となった。いずれも原油のスポット相場の続落に連動してのもので、週末にはC&F/日本もCIF/NWEも460ドル台まで下がっている。 |