2008年10月23日
信越化学・中間期大幅増収益、純利益1000億円台
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:信越化学工業

 信越化学工業が23日発表した08年度中間期(4ー9月)決算は、売上高、利益とも前年同期を大幅に上回り、純利益は1000億円を超えた。

 塩ビ事業は、米国住宅市場が低迷する中、シンテックが業績を伸ばし、オランダのシンエツPVCも欧州での販売が好調で業績を拡大した。半導体シリコンも200ミリウエハーはデバイス需要低下の影響を受けたが、主力の300ミリは生産性や品質の向上に取り組んだ結果、業績は順調に推移した。
 
【信越化学・中間期(連結)業績】 単位:百万円 ( )前年同期比増減%
◇売上高     695,413(1.1)
◇営業利益    150,101(7.2)
◇経常利益    156,519(7.2)
◇当期純利益   100,953(6.0)
◇ROA       16.4%(15.4%)
◇1株当たり純利益  235.04円(221.16円)

<08年度・通期(連結)予想>
◇売上高     1,400,000(1.7)
◇営業利益    307,000(6.9)
◇経常利益    320,000(6.7)
◇当期純利益   200,000(8.9)
◇1株当たり純利益  467.90円