2008年10月27日
中外製薬、モノクローナル抗体「アクテムラ」関節リウマチに効果
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬は27日、スイス・ロシュ社と共同開発中のヒト化抗ヒトIL-6 レセプターモノクローナル抗体「アクテムラ」の関節リウマチへの効果が、海外で実施された患者を対象とした臨床第3相二重盲検試験で認められたと発表した。
 
 メトトレキサート(MTX)との併用投与により、関節破壊の抑制効果が確認された。

この結果が示されたLITHE 試験は、海外5本目の第3相臨床試験であり、MTX による治療で効果が不十分な患者に本剤の効果を検討して実施した。

同試験の試験期間は2年で計画し、今回は、評価項目の一つである投与1年後の結果を取りまとめた。

同結果は、10月28日に米国リウマチ学会(The American College ofRheumatology/米国サンフランシスコ)で発表する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1225089500.pdf