2008年10月28日
日産化学・中間決算、増収増益 純利益60億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:日産化学

 日産化学工業が28日発表した08年度第2四半期(4ー9月)連結決算は、売上高、利益とも前年同期を上回り、最終利益は4.8%増の60億円となった。

 化学品部門ではメラミンが市況上昇によって増収となったほか、電子材料関連製品が堅調に推移した。農業化学品は欧米農薬メーカーとの競合が続くなか、新規殺菌剤「ライメイ」の市場投入、除草剤「ラウンドアップ」の販売増により業績を伸ばした。医薬品部門では高脂血症治療薬「リバロ」の原薬出荷増が寄与した。通期予想を一部修正した。

【日産化学工業・中間期(連結)決算】 単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     81,684(6.6)
◇営業利益    9,524(7.6)
◇経常利益    9,965(15.5)
◇当期純利益   6,072(4.8)
◇1株当たり純利益  34.24円(31.61円)

<通期(連結)業績見通し> 単位:億円 ( )は前回予想
◇売上高     1,810(1,780)
◇営業利益    250(250)
◇経常利益    250(250)
◇当期純利益   158(162)
◇1株当たり純利益  89.71円(91.97円)