2008年10月29日 |
9月の鉱工業生産、化学・プラスチック製品とも低下 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が29日発表した9月の鉱工業生産動向(速報)によると、生産指数(2005年=100、季節調整済み)は、前月比1.2%上昇の105.8、出荷は同0.4%上昇の105.3、在庫は同1.9%上昇の107.5だった。 だが、製造工業生産予測調査によると、10月、11月とも低下を予測しており、基調判断も前月までの「生産は弱含みで推移している」から「緩やかな低下傾向で推移している」へと下方修正した。 9月の生産を業種別にみると、一般機械工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業など16業種のうち8業種が前月比上昇したが、化学工業(除く医薬品)、プラスチック製品工業、繊維工業などが低下した。 化学工業(除く医薬品)の生産指数は前月比0.6%低下の95.8、出荷指数は同0.5%低下の94.1、在庫指数は同2.1%上昇の106.4だった。 プラスチック製品工業は、生産指数が前月比4.2%低下の96.0、出荷指数同3.4%低下の97.1、在庫指数は同0.1%上昇の98.5だった。 |