2008年10月29日
昭和アルミニウム缶、日本パッケージングコンテストで「適正包装賞」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:昭和電工、昭和アルミニウム缶
軽量アルミ缶蓋「スーパーエンド」

 昭和電工は29日、子会社の昭和アルミニウム缶(東京都港区、堀町勝社長)がアサヒビールとともに、日本包装技術協会が主催する「2008 日本パッケージングコンテスト」で適正包装賞を受賞したと発表した。

 米国クラウン社から技術導入し、日本市場向けにアサヒビールと共同で改良した軽量アルミ缶蓋「スーパーエンド」が受賞した。

 独自の形状設計によって耐圧強度を高め、缶蓋の表面積と厚さを減らし軽量化を実現した。既存形状の缶蓋と比較して、1枚あたり約9%の軽量となるため、製造工程や輸送時のCO2排出量が年間約9000トン削減できる。また、貴重なアルミニウム資源の削減にも貢献している。
 
 さらに、消費者の満足が得られるよう、感性工学と人間工学に基づき「飲みやすさ」、「注ぎやすさ」、「開けやすさ」を追求した設計になっているという。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1225242723.doc