2008年10月30日
協和発酵キリンに「統合効果」 中間期営業利益60%増
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

 協和発酵キリンが30日発表した08年度第2四半期(4ー9月)決算は、キリンファーマとの統合で売上高が2,478億円と前年同期比29%の増収となり、営業利益は60%、経常利益も68%の大幅増益となった。当期純利益は、減損損失や統合関連費用など47億円の特別損失を計上したため同25%の減益だった。
 
 化学品部門は、原燃料価格の高騰を背景に価格改定を行ったため増収となったが、営業利益は減価償却費の増加などにより減益となった。
 
【協和発酵キリン・中間期(連結)業績】 単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     247,769(28.6)
◇営業利益    29,164(59.8)
◇経常利益    30,357(67.9)
◇当期純利益   8,285(△25.0)
◇1株当たり純利益  14.43円(27.77円)

<08年度・通期(連結)予想> 単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     490,000(25.0)
◇営業利益    50,000(26.9)
◇経常利益    50,000(31.6)
◇当期純利益   17,000(△27.6)
◇1株当たり純利益  29.60円