2008年10月31日 |
出光・住友化学など8社のCDMプロジェクト2件、政府承認 |
【カテゴリー】:経営(環境/安全) 【関連企業・団体】:出光興産、住友化学 |
日本鉄鋼連盟、サントリー、出光興産、沖縄電力、住友化学、住友共同電力、石油資源開発、東京電力の7社・1団体は31日、世界銀行バイオ炭素基金(Bio CF)を通じて参加する2件のクリーン開発メカニズム(CDMプロジェクト)が、日本政府から承認を受けたと発表した。 承認を受けたのは(1)モルドバ(旧モルダビア・欧州)での土壌保全プロジェクト(2)中国での広西珠江流域管理のための再植林促進事業の2件で、CO2排出削減予測量はモルドバ・プロジェクトで年間18万トン、中国植林事業の場合は同2.6万トン。 「Bio CF」は、2003年9月に世界銀行が設立した基金。発展途上国における森林保全や植林、持続可能な農林業の育成などの長期的・継続的なプロジェクトに対して、CDMの仕組みを活用し資金協力を行う。地球温暖化を防ぐとともに、プロジェクト周辺地域の経済的自立や発展に貢献する。鉄鋼連盟と出光興産は各500万ドル、住友化学など5社は各250万ドル、東京電力は150万ドルをそれぞれ出資する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1225588908.tif |