2008年11月04日 |
武田薬品・増収減益、純利益67%減 718億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業が4日発表した08年度第2四半期連結決算は、売上高は前年同期比13,9%増収の8,071億円となったが、営業利益、経常利益は減益で、当期純利益は同67.1%減少の718億円となった。 米国事業再編によるTAP社及びミレニアム社の子会社化が今年5月以降の売上に寄与したが、研究開発費・販売費が増加したため営業利益は減益となった。TAP社の分割・子会社化に伴うルプロン事業の譲渡益709百万ドルを計上したため特別利益が前年同期比461億円増加したが、経常利益の減少を吸収できず当期純利益は減益となった。 中間配当及び期末配当予想を増額修正し、1株あたり中間配当88円(前回予想85円)、期末配当88円(同85円)、年間配当176円(同170円)とすることを決めた。 【武田薬品・中間期(連結)決算】 単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 807,140(13.9) ◇営業利益 85,031(△67.9) ◇経常利益 100,976(△69.7) ◇当期純利益 71,788(△67.1) ◇1株当たり純利益 87.33円(255.54円) |