2008年11月05日 |
旭化成・増収減益 純利益38%減 234億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成が5日発表した08年度第2四半期(4ー9月)連結業績は、純利益が前年同期比38.4%減の234億円だった。世界的な景気減速の中で原材料の高騰、為替相場の円高ドル安が響いた。 売上高は同1.5%増の8,432億円と増収になったが、営業利益は同37.0%減の401億円、経常利益は同35.6%減の407億円だった。 セグメント別営業利益は、ケミカルズ185億円(△48.9%)、ホームズ30億円(△37.3%)、繊維17億円(△52.1%)、エレクトロニクス82億円(△28.2%)、建材8億円(△60.5%)の各部門が減益、ファーマ102億円(31.2%)とサービスエンジニアリング31億円(12.1%)が増益だった。 ファーマは、薬価改定の影響を受けたが、抗ヘルペスウイルス剤のライセンス収入があったほか、骨粗しょう症剤、人工臓器などが国内外で好調だった。 下期ではナフサ1キロリットル5万5,000円(上期7万8,350円)、為替1ドル=100円、配当は横ばいの7円を予定している。 【旭化成・中間期(連結)決算】 単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 843,185(1.5) ◇営業利益 40,139(△37.0) ◇経常利益 40,665(△35.6) ◇当期純利益 23,415(△38.4) ◇1株当たり純利益 16.74円(27.84円) |