2008年11月06日
日本触媒・中間期、増収減益 原料価格の高騰響く
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:日本触媒

 日本触媒は6日、08年度第2四半期(4ー9月)連結業績を発表した。売上高は前年同期比16%増の1,721億円と拡大したが、利益面では、原料価格高騰の影響が大きく減益となった。

 主力のアクリル酸およびアクリル酸エステル、酸化エチレンは販売価格の是正により増収となった。エチレングリコールおよびエタノールアミンは製品市況が高値で推移したことにより、増収増益となった。高吸収性樹脂も新興国向けを中心に販売数量を伸ばした。アクリル酸プラントの姫路集約化は経費削減に寄与。通期予想は据え置いた。

【日本触媒・中間期(連結)決算】 単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     172,088(15.9)
◇営業利益    5,820(△45.4)
◇経常利益    7,154(△40.9)
◇当期純利益   2,054(△73.2)
◇1株当たり純利益  11.41円(42.64円)

<08年度・通期(連結)予想> 単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高     350,000(15.6)
◇営業利益    15,000(△18.4)
◇経常利益    17,000(△18.1)
◇当期純利益   6,100(△48.6)
◇1株当たり純利益  34.06円

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1225951213.pdf