2008年11月12日 |
横浜ゴム・中間期決算 増収減益 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:横浜ゴム |
横浜ゴムの08年度第2四半期(4ー9月)連結決算は、売上高が前年同期比1.3%増の2,566億円と、タイヤ事業の売り上げが伸び増収を確保した。タイヤ事業は国内の新車用タイヤの販売が好調だったほか、ロシアや中国、中近東での海外販売が伸びた。 営業利益は同53.7%減の56億円、経常利益は同64.6%減の38億円、当期純利益は同95.7%減の6億円と、いずれも減益となった。原材料高や円高の影響に加え、流通コストなどの販売経費の増加があり、値上げによる増収やコストダウンではカバーしきれなかった。 タイヤ事業は売上高が前年同期比2.7%増の1,938億円、営業利益は同64.6%減の32億円となった。増収にはなったが、原材料価格の高騰や円高、販売経費の増加により利益が減少した。 通期連結予想は、為替相場が期初想定以上に円高に推移していることから、今年5月に発表した業績予想を修正する。営業利益は前期比21.5%減の260億円に据え置くが、売上高は同1.0%増の5,570億円(前回発表予想比1.4%減)、経常利益は同30.5%減の175億円(同22.2%減)、当期純利益は同54.9%減の95億円(同26.9%減)に下方修正する。 【横浜ゴム・中間期(連結)決算】 単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 256,643(1.3) ◇営業利益 5613(△53.7) ◇経常利益 3822(△64,6) ◇当期純利益 554(△95.7) ◇1株当たり純利益 1,65円(38.85円) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1226499637.pdf |