2008年11月21日
樹脂サッシ等の住宅・建築物の省エネに追加補助
NEDOが年度内追加募集を開始
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:NEDO

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、住宅・建築物の省エネルギーを目的とした民間のリフォームを資金面で支援する補助制度「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業」の今年度の補助額を中途増額することにして追加申請の募集を開始した。
 
 同制度は、樹脂サッシによる断熱窓の採用等によって住宅の断熱・省エネ化に取り組みたいと考える市民の間で人気が沸騰、今年度の補助金交付募集に対しては予想を大きく上回る件数の申請が殺到したためNEDOでは止む無く募集を中途で打ち切る措置を講じていた。しかし、ここにきて今年度の補正予算が承認されたことからこれを受けて直ちに追加募集に踏み入ることを決めたもの。増額規模は20億となる。すでに執行済みと合わせるとおよそ40億円になる。
 
 追加募集の公募期限は12月12日。公募対象となるのは住宅とオフィスビルの省エネ改修。樹脂サッシと複層ガラスの組み合わせによる断熱・省エネ窓の設置等によって一定の省エ効果を上げることが証明できれば補助の対象となり得る。補助率は3分の1。