2001年05月15日 |
PSPシートの出荷、4月も引き続き低調 |
ただし、ラミネート用は好調を維持 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
発泡スチレンシート(PSPシート)の出荷は4月も引続き前年同月の実績を割り込んだ。総出荷数量は1万60トンで、前年同月を9.5%下回っている。これで6ヵ月連続の前年同月割れとなった。 マイナス成長の要因は、メーンのトレー用原反の需要不振にある。同原反の4月の出荷数量は4,620トンで21.2%減となっている。一般用原反は2,030トンで1.5%増だが、トレー用の縮小が響いて原反トータルでは6,650トンで15.4%の減少となっている。 一方、ラミネート用は逆に依然として好調を維持している。ラミ丼用は2,340トンで7.3%増で、他方、ラミ一般用が1,070トンで0.9%減となったもののラミ合計では3,410トンで4.6%増となっている。 これに伴う1~4月の累計は、原反用が2万6,160トンで15.7%減、ラミ用が1万3,530トンで8.1%増、合計が3万9,690トンで8.9%減となっている |