2008年11月28日 | |
第3回日中省エネ・環境フォーラム「一層の協力促進 強く訴え」 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
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経産省は28日、中国国家発展改革委員会などとの共催による「第3回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」を東京・港区のホテルで開催した。 ビジネス・ベースでの取り組みを、閣僚クラスが参加する官民合同フォーラムで促進していこうというもので、広い会場は日本側800人、中国側300人、計約1,100人と過去最多の出席者で埋まった。 二階俊博経済産業大臣に続いて、解振華国家発展改革委員会副主任、吉野正芳環境副大臣、蒋耀平商務部副部長、張富士夫日中経済協会会長、崔天凱中国駐日大使の各氏が講演したが、いずれも省エネ・環境対策の重要性を強調し、今後の取組みには両国間の一層の協力が不可欠であると説いた。 二階経産相は講演の中で「今年は、日中平和友好条約締結30周年の節目の年。社会や文化だけでなく経済、環境面でも協力しあい、アジアのリーダーとしての役割を果たしていかないといけない。戦略的互恵関係の構築が今後の最も重要なテーマになる」と述べた。 今回のフォーラムでは、「日中省エネ・環境ビジネス推進モデルプロジェクト」13件を含む19件の協力案件で合意が成立し、会場で調印式や合意文書の交換が行われた。 午後からは日中双方に関心の高い7分野で分科会を開いた。今回から初めて「化学分科会」が設けられ、両国の業界首脳100人以上が出席して活発な意見交換を行った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1227859415.tif ○二階経済産業大臣スピーチ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1227860758.tif |