2008年12月05日
DuPont、人員削減
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デュポン

 DuPont は12月5日、競争力強化のためのアクションを発表した。

 建設業界と自動車業界の不振、消費者の消費の減少の結果、サプライチェーンでの在庫の縮小で、需要の減少が予想されるとし、コスト削減、投資の縮小によるキャッシュフロー強化のための積極的な行動を取るとしている。

 リストラ計画として、主として欧米の自動車、建築業界の事業でおよそ2500人を削減する。将来の競争力強化のため、資産の合理化も行なう。リストラのため第4四半期に税引前で5億ドルの費用を計上する。

 これらの処理で2009年に税引前で130百万ドル(年率では250百万ドル)の利益を生むと期待している。

 また、年初に始めた生産性計画(2009年に6億ドルの固定費減、10億ドルの運転資金減)を早める。計画では年末までに4000人の下請けを減らし、2009年には更に減らす。