2001年05月11日 |
日本触媒、新製法ジエタノールアミン改造工事に着手 |
北米除草剤市場拡大へ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日本触媒 |
日本触媒はエタノールアミンの新製法を開発したため、このほど同社川崎製造所で年産4万トン設備の改造工事に着手した。新たに開発したゼオライト系触媒を採用、ジ、モノ、トリの生成比率が自由に選択できる点に特徴がある。 これまでは生成比率がジ、モノ、トリとも1:1:1で変更できなかったため、需要の少ないトリエタノールの扱いが障害になっていた。 同社では北米市場で除草剤向けジエタノールの需要が急増しているため、今後は北米輸出市場向けに生産品目を絞り集中生産したいとしている。 プラントは現有エタノールアミン製造を改造するが、完成は来年6月頃になる見込み。 |