2001年05月11日 |
4月のエチレン生産、61万4,200トンに |
前年比105.9%、稼働率は99.4% |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局が11日にエチレンセンター11社の速報を集計したところによると、4月のエチレン生産量は11社合計で61万4,200トンとなった。定修による運休プラントは4月も皆無である。 これを前年同月に比較すると4.8%減となる。一方、前年同月の実績と対比すると逆に5.9%増となっている。平均稼働率は99.4%である。ちなみに、今年に入ってからの各月の平均稼働率は、1月が99.5%、2月が102.2%、3月が97.8%となっている。 4月の総生産量が前月を下回った最大の要因は、4月の全体の操業日数が3月より1日少なかったことにあると見られる。前年同月を上回ったのは、昨年4月に3プラントを数えた定修・運休設備が今年はゼロであったためと見てよさそう。 この結果、今年1月から4月までの総生産数量は254万4,800トンとなった。前年同期の実績を0.5%下回る規模である。 |