2009年01月14日 |
昨年のエチレン生産量688万2000トン、12月大幅減50万8200トン |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
石油化学製品の需要減退が続いているが、経産省化学課が14日発表した昨年12月のエチレン生産量(速報)は、50万8,200トンで前年同月比24.0%減と引き続き大幅減少した。 定修プラントはなく、平均稼働率はなんと75.2%。同課がデータをとりはじめた1990年以来最低の稼働率となった。「エチレンプラントの稼動率は保安上70%が“危険ライン”といわれているが、センターによってはこの線にかなり近づいているところも出ているようだ」と、同課では安全注意を呼びかけている。 2008年1−12月のエチレン生産量は、前年比100万トン、比率で11.1%のマイナスとなる688万2,000トンだった。1995年当時(694万5,000トン)の生産量に戻ったことになる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1231897607.pdf |