2009年01月14日
トクヤマ、樹脂サッシ不正問題で「社外調査委員会」設置
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:トクヤマ

 トクヤマは14日、認定仕様と異なる仕様の防耐火樹脂サッシを販売していた問題を重く視て、社外有識者による社外調査委員会と幸後和寿社長を委員長とする再発防止委員会を設置し、原因の究明と再発防止策の検討を急ぐと発表した。

 社外調査委員会のメンバーは次のとおり。
◇才口 千春氏(弁護士、元最高裁判所判事)
◇藤田 耕三氏(弁護士、元広島高等裁判所長官)
◇町田 幸雄氏(弁護士、元最高検察庁次長検事)

 また、中原茂明会長、幸後和寿社長、水野義一専務の3氏は責任をとり、役員報酬の減額を決めた。いずれも月額報酬の30%減額を3カ月実施する。
 
 今後は社外調査委員会の勧告を受けて責任の所在を明らかにするとともに、関係者の処分を行う。
 
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1231920180.pdf