2009年01月20日
11月の鉱工業生産指数 8.5%減、基調判断を連続下方修正
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省が19日発表した11月の鉱工業生産動向確報によると、生産指数(2005年=100、季節調整済み)は前月比▲8.5%の93.6、出荷指数は同▲8.4%の93.5、在庫は同0.8%増の110.4だった。世界的な景気減速の影響で、輸送機械工業、一般機械工業、電子部品・デバイス工業など主要産業の生産が落ち込んだ。

在庫の上昇に寄与した業種は、化学工業、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業等であった。

 製造工業の生産予測調査によると11月、12月とも低下を予測しており、このため同省では「総じてみれば、生産は低下傾向で推移している」との基調判断を示していた。