2009年01月21日
PSP工業会が東京でも「PSPフォーラム」を開催
環境適性の発表等の多彩な内容が人気
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、新製品/新技術、環境/安全)
【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会

 発泡スチレンシート工業会は21日、都内の講演会場で「空気が主役!エコフレンドリーPSPの環境適性と素材比較」と題するPSPフォーラムを開催した。昨年12月10日に実施した大阪大会に続いてのもので、会場には東日本地域のPSP業界や需要業界の関係者およそ250人が集まり、極めて盛況であった。

 冒頭に開会の挨拶に立った井上六郎・同工業会会長(JSP社長)は、「ご来場の皆さんが今回のフォーラムにおける様々な発表内容を大いに活用して、省資源型でしかも衛生安全性にも優れるPSPがこれまで以上に高く世間で評価されて大きく伸びていくように持っていっていただきたい」と語り、用途の拡大に対するより積極的な取り組みを強く呼びかけた。

 続くフォーラムでは、最初に同工業会の石原義久・技術委員長が「PSPの環境特性と素材比較」のテーマで講演。次いで高管卓三・島津テクノリサーチ取締役が「素材比較の燃焼実験、燃焼ガスについて」のテーマで、また中畑接雄・同工業会広報委員が「カップ容器の市場動向について」の演題でそれぞれ実験・調査結果を発表。そして締めくくりに村内一夫・東洋紡パッケージング・プランサービス技術士が「世界の包装産業動向と発泡スチレンシート市場の将来」について講演し、盛んな拍手の中で閉幕となった。