2001年05月09日 |
協同酢酸、酢酸需要好調で定修期間短縮へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:ダイセル化学、チッソ、電気化学工業、三菱ガス化学 |
酢酸の需要が好調だが、協同酢酸は来週にも予定している定修期間をできる限り短縮する方向で検討を詰めている。 同社はダイセル化学工業(54%)、三菱ガス化学(18%)、電気化学工業(15%)、協和発酵(8%)、チッソ(5%)5社の共同出資によるメタノール法酢酸製造会社で、網干工場に年産40万8,000トンの大型設備をもっている。 需要はこのところ堅調で、プラントはフル操業が続いている。このため通常1か月かかる、定修期間を短縮することにした。この間の玉繰りについては備蓄在庫を当てるとしている。 同社はデボトルによる能力増強も検討してきたが、当面見送る方針である。 |