2001年05月09日 |
フラットヤーンの輸入、依然として活発 |
1~3月期計では前年の13.2%増に |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
HDPE製ならびにPP製のフラットヤーンの輸入が引続き活発だ。日本フラットヤーン工業組合が9日明らかにしたところによると、今年1~3月期の総輸入数量(ただし、付帯する金具やベルト類を除いた正味重量)は前年同期を13.2%上回っている。中国や韓国などアジア諸国で作られる安価な製品の流入が増えているもので、これに伴い、国内のフラットヤーンメーカーの立場は一層厳しくなると見られる。 フラットヤーンの品種別の同期における輸入通関数量(正味重量)は次の通り。かっこ内は前年同期比。 ▽クロスシート=3,289トン(118.9%)。うち中国品が2,927トン。 ▽フレキシブルコンテナー=8,331トン(118.5%)。同5,912トン。 ▽土嚢袋=1,956トン(96.7%)。全量が中国。 ▽その他の袋=3,233トン(106.5%)。うち中国品が2,883トン。 |