2009年02月05日
三菱樹脂、アルミニウム関連事業を再編・強化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱樹脂

 三菱樹脂は5日、アルミニウム製品事業を強化するため、4月1日付で100%子会社の菱化マックス社(新潟県上越市、多田昌弘社長)を吸収合併し、さらにアルミ資材商社である越菱(新潟県上越市、大矢敏一社長)の全株式を三菱化学から譲り受けることにしたと発表した。各社の知見や機能を結集し、戦略的な事業運営を図る。

 菱化マックス社は、1974年5月に上越アルミニウムとして設立。1997年10月「菱化マックス」に社名変更し、三菱化学社直江津事業所で製造するアルミニウムを鋳造から加工製品まで一貫して製造・販売してきた。

 しかし、鋳造品の原料であるアルミニウムは価格変動が激しく、また、アルミニウムを大量消費する自動車業界の減産や、装置産業の需要停滞など、このところ事業環境は厳しさを増している。こうした中、三菱樹脂ではアルミニウム関連事業の再編・強化を図ることにした。

【菱化マックス株式会社の概要】
◇住所 : 新潟県上越市福田町1
◇代表者: 取締役社長 多田昌弘
◇資本金: 275百万円
◇株主 : 三菱樹脂100%
◇売上高: 約160億円(2007年度)
◇主要事業: アルミニウム鋳造品及び加工製品の製造・販売
◇営業拠点: 東京、大阪

【株式会社越菱の概要】
◇住所 : 新潟県上越市福田町1
◇代表者: 取締役社長 大矢敏一
◇資本金: 30百万円
◇株主 : 三菱化学100%
◇売上高: 約70億円(2007年度)
◇主要事業: アルミニウム関連資材及び工業用等各種資材の販売
◇営業拠点: 直江津、東京

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=7902