2009年02月10日
1月のエチレン生産量、さらに減少し50万1300トン
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 石油化学製品の需要低迷が続いているが、経産省化学課の10日の発表(速報)によると、1月のエチレン生産量は50万1,300トンで、最低水準だった昨年12月の生産量をさらに1.5%下回った。2007年11月以来の対前年割れ連続記録を15カ月に延ばした。
 
 定修プラントは1月はゼロで昨年12月と同じだが、センター各社の平均稼働率をみると、1月は三菱化学が水島エチレンプラントの補修工事を実施しており、計算上はこの日数分を差し引く必要がある。このため1月のエチレンプラント平均稼働率は75.6%となり、生産量は減少しても稼働率では昨年12月の75.3%をやや上回ったことになる。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1234245787.pdf