2001年05月07日 |
日産ズードヘミー、東洋シーシーアイ両社7月合併 |
新会社「ズードケミー触媒」わが国最大規模に |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日産化学、三井化学 |
日産化学と三井化学の両社は7日、両社の触媒関係会社である日産ズードヘミー触媒と東洋シーシーアイの両社が7月1日付で合併し「ズードケミー触媒株式会社」になると発表した。 日産ズードヘミー触媒(独ズードヘミーAG51%、日産化学49%)は富山工場に生産設備、研究所をもち、主として石油化学用触媒、環境触媒、ゼオライト、化学工業用触媒の製造、販売を行っている。 一方、東洋シーシーアイ(ズードヘミーグループ51%、三井化学49%)は山口県下関市に工場と研究所があり、合成ガス用、石油精製用触媒と多様なカスタム触媒を扱っている。 ズードヘミーグループ両社の事業を統合することによって経営基盤を強化し、日本およびアジア地域での触媒事業を戦略的に展開するもので、本社を東京都渋谷区に置き、資本金は5億4,300万円。出資構成はズードヘミーグループ51%、日産化学32%、三井化学17%、社長には竹石肇氏が就任の予定。従業員165人。触媒分野での売上高はわが国最大級となる。 |