2001年05月07日 |
バセル・ポリオレフィン、フランスのPP25万トン設備をエクソンモービルに譲渡 |
エクソンモービルのPP生産能力は年産220万トンに拡大 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF、エクソンモービル |
バセル・ポリオレフィンとエクソンモービルの両社は現地時間の2日、バセルがフランス・Lillebonneに有しているPP(ポリプロピレン)設備をエクソンモービルが取得した、と発表した。 エクソンモービルが今回取得したのは、PPのホモポリマーおよびコポリマーを生産する年産25万トン設備および年産13万トンのコンパウンド設備で、同プラントの従業員はエクソンモービルに引き継がれる。またこの結果、エクソンモービルのPP生産能力は年産220万トンに拡大する。 バセルは昨年10月にBASFとシェルがポリオレフィン事業を吸収合併して誕生したが、その際に欧州委員会から60万トン以上のPP重合設備および13万トン以上のコンパウンド設備の売却を条件として提示されていたが、今回の売却でこの条件をクリアしたことになる。 |