2009年03月13日 |
帝人ファーマの痛風治療剤、米国で武田薬品子会社が販売開始 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:帝人、帝人ファーマ |
帝人は13日、帝人ファーマの新規痛風・高尿酸血症治療剤である「フェブキソスタット」の米国内での販売を武田薬品の100%子会社、武田ファーマシューティカルズ・ノースアメリカ(TPNA社)が開始したと発表した。TPNA社は、米国における同薬品の独占的開発・販売権を有している。 フェブキソスタットは、新規のキサンチンオキシダーゼ(注)阻害剤で、米国では約40年ぶりに発売される痛風・高尿酸血症治療剤となる。同剤は、痛風・高尿酸血症患者の血中尿酸値を低下させる効果をもっており、臨床試験で有効性と安全性が確認されている。 また、軽度から中等度の腎機能障害あるいは肝機能障害を有していても、投与量を調節せずに服薬できる特徴がある。 ■用語の解説 ・キサンチンオキシダーゼ:痛風の原因となる尿酸生成合成酵素 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1236926995.pdf |