2009年03月17日
タキロン ポリカーボネートプレート耐油グレード新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:タキロン
ポリカーボネートプレート 耐油グレード


 タキロン(本社:大阪市中央区、森下誠二社長)は17日、『ポリカーボネートプレート 耐油グレード』の発売を4月から開始すると発表した。

 ポリカーボネートプレートは、耐衝撃性と透明性に優れたエンジニアリングプラスチック材料だが、油脂類や可塑剤を含むパッキン類が接触したときクラックが発生する可能性があった。この問題を解消するため、表層両面に耐油性を付与し、表面硬度を向上させ、従来のポリカーボネート透明板と同様の耐衝撃性、透明性を持たせた。

 工作機械や工場設備の安全カバー、ガラスとの貼り合せで構成される安全窓の部材用途などに機能付与製品として初年度売上を1億円、3年後に3億円を目指すという。生産は揖保川事業所(兵庫県 たつの市)で行う。

【関連ファイル】
参考
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1237276749.pdf