2009年03月18日
「APIC 2009」に高い関心、締め切り迫る
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 アジア各国の石油化学業界首脳、代表が一堂に集まる今年の「アジア石油化学工業会議」(APIC 2009)は5月14、15の両日、韓国・ソウル市で開催されるが、世界的な経済危機の中での開催だけに関心と期待は大きいようだ。日本からの参加登録・ホテル予約を受け付けている石油化学工業協会事務局では、締め切りが3月27日午後3時までと迫ってきたので「手続きがまだの人は早めに申し込んでほしい」と呼びかけている。

 ことに今年の開催国となる韓国経済は、これまで輸出比率の高い半導体、情報通信、石油化学などの産業が、けん引してきただけに今回の世界同時不況の影響は深刻といわれている。どのような報告が行われるか注目される。とはいえアジア地域の経済社会は欧米に比べ“世界成長センター”として将来に高い成長性が見込まれている。

 石化産業にとっては原料問題や関連産業の動向、技術開発、環境・安全対策の推進など課題は多いが、どのように克服し、今後の展望を開いていくか、率直に意見交換し合う同大会の成果に期待がよせられているといえそうだ。


「APIC 2009」
http://www.jpca.or.jp/apic2009/asia/a_pic_index.htm