2009年04月01日 | ||
アジレント・テクノロジー、DNA濃縮キットとマイクロアレイを発売 | ||
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー |
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アジレント・テクノロジー(本社:東京都八王子市、海老原 稔社長)は31日、研究者が興味のあるゲノム領域のみを解析することで、解析効率を大幅に高めることができるターゲットDNA 濃縮キット「Agilent SureSelect Target Enrichment System」を4月1日より販売開始すると発表した。出荷開始は5月を予定している。 「Agilent SureSelect Target Enrichment System」は、次世代シーケンシング装置を用いて研究者の関心のある部分のみを解析可能にすることができる。ゲノム研究において、より少ない研究リソースでより多くの試料の解析を行うことが可能になる。 今年末には、より小規模な実験用としてマイクロアレイを直接用いるタイプの製品を市場投入する計画。ターゲット・エンリッチメントを行うすべての研究者に大規模(試料数:数百個)から小規模(試料数:数個)にまで対応できる包括的な製品群を提供する予定。 ・販売価格(発表日時点での税込参考価格):10試料分 132万3000円〜 ・販売開始日: 2009年4月1日 ・出荷開始予定日: 2009年5月 ニュースリリース参照 ○次世代DNA シーケンシングの高効率化を実現するシステム http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1238490936.pdf 「SurePrint G3 マイクロアレイ」は、従来と比べプローブ密度を4倍に高めたマイクロアレイで、標準サイズの1×3インチのスライドグラス上に最大100万個のオリゴDNAプローブを搭載している。あわせて提供されるマルチパック・フォーマットは、1スライドに複数のマイクロアレイを搭載することで一度に複数の検体の解析ができるようにしたもの。1検体当たりのコストを大幅に低減でき、同じ予算でより大規模な研究を行なうことが可能だ。 ・目標市場:癌研究者、疾病と遺伝的要素の関連解析を行おうとする研究者、分子診断法を開発している研究者向け ・販売価格(発表日時点での税込参考価格):438,900円(5検体分)、391,650円(12検体分) ・販売開始日: 2009年4月1日 ニュースリリース参照 ○プローブ密度を4倍に高めた第三世代マイクロアレイを発表 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1238490936.pdf |