2009年04月02日 | |
「国際化学オリンピック イギリス・ケンブリッジ大会大会」 日本代表決る | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
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第41回を迎えた、高校生たちの「国際化学オリンピック」は、7月18日(土)から27日(月)まで、イギリスのケンブリッジおよびオックスフォードで開催されるが、日化協は1日、日本代表メンバーを発表した。日本代表生徒の選出は日本化学会化学教育協議会の化学グランプリ・オリンピック委員会が行っている。 化学グランプリ・オリンピック委員会では、昨年9月に「全国高校化学グランプリ2008」の成績優秀者20名と日本化学会化学教育協議会支部から推薦を受けた者2名の計22名を日本代表候補として認定した(いずれも当時1・2年生)。 本年1月6日に第1回選抜試験(筆記)を実施し、22名の中から成績上位者9名を“日本代表最終候補”とし、3月26日(木)〜28日(土)に、合同合宿を東京農工大学他で行い、実際のオリンピックを想定した4時間におよぶ筆記試験、4時間におよぶ実験試験により最終選抜試験を実施し、次の成績上位者4名を日本代表として決定した。 ◇永澤 彩(えいざわ あや):白陵高等学校3年 ◇遠藤 健一(えんどう けんいち):栄光学園高等学校2年 ◇小澤 直也(おざわ なおや):駒場東邦高等学校3年 ◇中條 淳博(なかじょう あつひろ):東大寺学園高等学校3年 ■ 国際化学オリンピック(IChO=International Chemistry Olympiad)とは 1968年に東欧3カ国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)が始めた高校生の化学の学力試験から発展した、毎年7月に開催される「化学」の国際大会。参加国は最近増えて70カ国、250名を超えるようになった。日本は2003年のアテネ大会から参加、毎回好成績をあげている。2010年の第42回大会は東京で開催される。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1238626360.doc |