2009年04月08日
出光興産 三井化学 コンビナートナフサ供給連携事業を実施
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産、三井化学

 出光興産(本社:東京都千代田区、天坊昭彦社長)と三井化学(本社:東京都港区、藤吉建二社長)は8日、石油コンビナート高度統合運営技術研究組合(RING)が公募した「平成21年度コンビナート連携石油安定供給対策事業」に応募し、このほど補助金交付対象事業として選定されたと発表した。


<既報>
2009年04月03日
住化や三井化等の計画がRINGの新規対象に
http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=26397


 コンビナート連携により、製油所の競争力を強化、石油資源の有効活用と原油処理量を減らすことを通じ、エネルギーセキュリティを確保することが課題になっている。

 事業内容は出光興産千葉製油所・千葉工場と三井化学市原工場向け原料ナフサの一部を、出光興産の桟橋経由で荷揚・使用するための設備を設置する。これにより、フルレンジナフサ、ライトナフサの有効な活用ができ、製油所における白油増産、石化工場におけるオレフィン収率の向上が可能となり、原油処理量削減、石油の安定供給が図れる。この事業で、原油処理削減量は、年3万キロリットル。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1239172272.pdf