2009年04月13日 |
サンアロマー 高付加価値製品クオリア、サンアロマーVシリーズの販売開始 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:サンアロマー |
サンアロマー(ゴダート・フォン・イルゼマン社長)は13日、新プロセス技術によるポリプロピレン(クオリア:商標登録申請中)と新触媒によるポリプロピレン(商標:サンアロマーVシリーズ)の販売を開始すると発表した。両製品は、同社の高付加価値製品拡充の主力製品。 クオリアは、高剛性・高衝撃性に優れ、透明性も向上させることに成功した。食品包装分野、自動車分野向けで成型加工品での軽量化、減容化を図れる特長を持っている。数年後、年間4〜5万トンの販売量を目指す。 サンアロマーVシリーズは、成型のスピードアップや外観不良率の低減で生産性の向上を可能にする。1月から一部の製品を試験販売し、製品の薄肉化、従来の原材料からの低コスト化に寄与している。 同社では、設備の改造や新世代触媒の導入を積極的に進め、高付加価値分野へのシフトを加速し、2012年までに総販売量の25%を新しい製品が占めるよう構造変革する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1239587879.tif |