2009年04月16日 | |
三井化学と中国石化、石化製品分野の提携強化 覚書を締結 | |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:三井化学 |
|
三井化学は16日、中国石化と石化分野における協力関係をさらに強化し、友好関係を深めるため、15日に協力関係拡大の覚書を締結したと発表した。 両社は、2006年4月に折半出資により、ビスフェノールA合弁会社「上海中石化三井化工有限公司」を設立、本年1月に年産12万トンのプラントを稼動している。今回の調印で、戦略的協力関係を拡大し、アジア進出の強化、中国におけるビジネス展開のスピードアップを図る。 両社が合意した主な内容は以下の通り。 ・フェノール・アセトン、ビスフェノールA及びその誘導品(例えばMIBK)等の協力関係について検討すること ・技術交流並びに共同研究開発、 その他のプロジェクト合弁、エンジニアリングサービスに関し協力の可能性を検討すること 【中国石油化工の概要】 ・事業内容:石油・ガス採掘事業、石油精製事業(ガソリン、軽油他燃料、潤滑油、溶剤、WAX、石化原料等)、化学品事業(オレフィン、合成樹脂・ゴム、合成繊維原料、合成繊維、尿素等)、エンジニアリング(石油・ガス採掘、石油精製プラント、化学プラント) ・07年売上高:12,048億人民元 ・株主資本:186億ドル (ニューヨーク、ロンドン、香港株式市場に上場) ・従業員数:42万人 ・所在地(本社):中国北京市朝陽区朝陽門北大街22号 中国石化と三井化学の協力関係拡大に関する覚書の締結について http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1239860280.pdf 補足 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1239860280.pdf |