2009年05月14日
千代田化工・中計発表、久保田社長「12年度純利益230億円目指す」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設
久保田隆社長

 千代田化工建設の久保田隆社長は13日、決算発表のあと、2012年を目標とする同社の中期経営計画(4年)を明らかにした。「変革と創造 2012」を掲げている。

 05-08年の前中期計画を総括し、コア事業の強化やバランスのとれたポートフォーリオの構築を軸に一層の事業基盤強化を図る。12年度(13年3月期)の業績については連結売上高5,500億円(9年度予想3,200億円)、営業利益340億円(75億円)、経常利益380億円(90億円)、当期利益230億円(50億円)を目指す。

 経営ビジョンとして、事業領域である「エネルギー・環境・資源」分野で、次の3点を推進し「変革と創造」を実現する。

(1)Technology Challenge(最新技術の展開と技術的なチャレンジ)
(2)Optimum Solustins(環境との調和、最適解の提供)
(3)Global Diversification(グローバルオペレーションの推進)

 今後は成長のための戦略投資、経営基盤強化のためのインフラ投資、研究開発投資を積極的に行い、投資規模を年間1,000億円に高める。連結配当性向30%を目指す。コア事業としてのLPG世界NO.1体制の強化、環境多様化への対応、グループ連携経営の強化、活力にあふれた組織風土づくりと人材育成などを図る。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1242198657.pdf