2009年05月14日 |
三菱化学 高機能ポリカーボネート樹脂パイロットプラント建設 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(経営) 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は14日、植物由来のポリカーボネート(バイオポリカーボネート)の開発と量産化に向け、同社黒崎事業所(所在地:福岡県北九州市)内にパイロットプラントを建設すると発表した。バイオポリカーボネートの量産化に向けた実証研究を実施する予定。 このほど開発されたバイオポリカーボネートは、光学特性に優れ、耐光性や表面硬度等に高い機能を持つ透明耐熱エンジニアリングプラスチック。ポリ乳酸を原料とした植物由来プラスチックと比べ大幅に耐熱性・耐久性に優れている。光学・エネルギー関連部材、ガラス代替用途等の市場で拡大が期待される。 【パイロットプラント建設概要】(予定) ・着工時期: 2009年6月 ・完成時期: 2010年4月 ・能力:300トン/年 ・投資金額:約20億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1242278279.pdf |