2009年05月20日 | |
Jエナジー、潤滑剤で08年度日本トライボロジー学会「論文賞」受賞 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ジャパンエナジー |
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ジャパンエナジーは20日、同社研究員ら3名による潤滑剤の研究論文「顕微フーリエ変換赤外分光法を用いたEHL域における熱可塑性ゲル状潤滑剤の直接観察」が社団法人・日本トライボロジー学会の「2008年度オンライン論文賞」を受賞したと発表した。 受賞したのは同社研究員の高橋一聡、設楽裕治両氏と岩手大学・森誠之教授の3氏で、熱可塑性ゲル状潤滑剤の特異なトライボロジー特性を解明するために顕微フーリエ変換赤外分光法を用いてEHL接触域における油膜の厚さ、アミド系ゲル化剤の濃度を観察し、潤滑作用メカニズムを解いた。 表彰式は19日、東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた。 ■用語解説 トライボロジーとは:潤滑、摩擦、磨耗、焼付、軸受け設計を含めた「相対運動しながら互いに影響を及ぼしあう二つの表面の間に起こるあらゆる現象を対象とした科学と技術」のこと。機械や部品の低摩擦、低摩耗、表面損傷の低減を実現することで、省エネ、省資源に貢献している。日本トライボロジー学会(JAST、日本潤滑学会を改称)は、トライボロジーの基礎から最先端までの情報を交換する場で、50年の歴史をもっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1242782361.pdf |