2009年06月02日 |
BASF、全世界でメチルアミンおよび誘導体 トン70ドル値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは2日、メチルアミンおよび主要誘導体の価格改定を実施すると発表した。値上げ額は、1トンあたり50ユーロまたは70米ドルで、同日出荷分から全世界で実施する。 値上げ対象となる誘導体には、ジメチルアミノプロピルアミン(DMAPA)、ジメチルフォルムアミド(DMF)、ジメチルエタノールアミン(DMEOA)、メチルジエタノールアミン(MDEOA)が含まれる。 メチルアミンは、農薬、水処理剤、パーソナルケア、飼料添加物など幅広い用途をもつ化学中間体で、ジメチルフォルムアミドは、さまざまな用途に使用される有機溶剤。メチルジエタノールアミンは、水処理剤の主原料として使用される。メチルジエタノールアミンは、ガス処理システムでの有効性が実証されている。 BASFは、独本社のルートヴィッヒスハーフェン、中国・南京、ブラジル・カマカリで3基のメチルアミンプラントを操業しており、総生産能力は16万9,000トン。同社はこのほど、米国ルイジアナ州ガイスマーの統合生産拠点(フェアブント)でメチルアミンプラントを建設する計画を発表した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1243917687.pdf |