2009年06月03日 |
JBA、第6回「大学発・選り抜きセミナー」6月17日 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会 |
バイオインダストリー協会(JBA)は、6月17日午後4時から東京・中央区の同協会事務局で「第6回大学発・選り抜きバイオセミナー」を開催する。大学が持っている技術シーズのうち、事業化に近いものをJBAの法人会員・個人に紹介しようというもので、当日は四国から2人の教授を招く。 <プログラム> (1)「株式会社テクノネットワーク四国(四国TLO)産学連携の仕組み」(四国TLO技術移転部) (2)「機能性電極素子としての超好熱菌由来色素依存性デヒドロゲナーゼ:機能と構造および応用」(香川大学農学部応用生物科学科教授・桜庭春彦氏) 教授らは100℃付近で成育する超好熱菌にアミノ酸などを基質とする複数の色素依存性デヒドロゲナーゼを発見し、これらが非常に高い安定性を持つことを明らかにした。将来、バイオセンサーやバイオ電池への応用開発に新たな展開が期待されている。 (3)「21世紀対応型動物実験モデルである発育鶏卵を用いた抗がん剤および抗酸化剤の創薬」(徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部准教授・宇都義治氏) 発育鶏卵は、細胞実験とは異なり古くて新しい動物実験モデルとして最近注目されている。宇都氏らはこの発育鶏卵を利用してユニークな多機能性抗がん剤の創薬に取り組んでいる。 参加費:無料。申込み締め切りは6月16日。 問い合わせはJBA事務局(Tel:03−5541−2731) |